新宿歌舞伎町 バカラ賭博店「ミリオン」を運営、実質オーナー含む3人逮捕
新宿の歌舞伎町でトランプを使用したバカラゲームの賭博を行っていたとして、店の実質的な経営者とされる容疑者3名が逮捕されました。この店は昨年12月に警察によって摘発され、警視庁は昨年6月からの半年間で約1億5000万円の違法収益を上げていたと見て調査を進めています。
逮捕されたのは、住所不定で無職の篠崎勇郎容疑者(55歳)を含む3人です。
警視庁によると、昨年12月に新宿歌舞伎町のビル内にあった「ミリオン」という名のカジノ賭博店で、客にトランプを使ったバカラ賭博に参加させ、賭け金から手数料を徴収していた疑いが持たれています。
店の摘発時には従業員7名が現場で逮捕され、その後の捜査で篠崎容疑者が店の実質的なオーナーであることが判明しました。
この店には約300名の会員がおり、少なくとも昨年6月からの半年間で約1億5000万円の違法な収益を得ていたとされます。
現在、警視庁は資金の流れなどを詳細に調査しています。