マカオ政府観光局、カジノ依存脱却と日本人旅行者の誘致に注力

マカオ政府観光局は、日本人旅行者の誘客活動を本格的に再開し、2025年～2026年にかけてコロナ前の水準への回復を目指しています。これには、BtoBおよびBtoCの両面での取り組み強化が含まれます。BtoBでは、日本の旅行業界向けにマカオ商品の販売プロモーションを行う「アップデートセミナー及び商談会」を実施し、BtoCでは、旅行先としてのマカオの認知度向上を目的としたPRイベントや「ツーリズムエキスポ2024」への出展が計画されています。2023年のマカオへの入国者数は約2800万人に急回復しましたが、日本人旅行者の数は減少しており、回復には日本/マカオ・香港間のフライトの復活が鍵とされています。また、マカオ政府はカジノ依存からの脱却を目指し、IR企業との新契約により、スポーツアクティビティ、エンターテイメントショー、健康施設、アート展覧会などへの投資を促進しています。さらに、日本市場ではファミリーや若者、シニア層の誘客に重点を置く方針です。

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