マカオ、カジノ入場禁止措置と犯罪防止のための協力体制を強化:2023年、過半数が違法両替商

マカオの司法警察局は、3月15日にゲーミング監督協調局(DICJ)および6つの統合型リゾート運営会社のセキュリティ部門の代表者と共に、3月13日に四半期ごとの犯罪防止に関する共同会議を開催したと報告しました。
最近、マカオのカジノ施設の内外で「換銭党」と称される不法な両替業者が活動し、関連する犯罪が増加している状況です。会議では、2023年にDICJによってカジノへの入場を禁止された2,302人の中に、司法警察局からの報告による換銭党の関係者が1,468人含まれていたことが明らかにされました。
また、統合型リゾートでは多数のMICEイベントやコンサートなどの大規模イベントが続けて開催されており、来場者の安全確保とイベントの円滑な運営に関する対策、カジノの内外での取り締まりや監視、IT技術の適用などが話し合われました。
司法警察局は、最近のインバウンド旅行者数の安定した増加に伴い、不法な両替を原因とする犯罪も増加していると指摘しました。局は、カジノおよびその周辺地域の集中的なパトロールを行い、DICJや統合型リゾート運営会社との連携を深め、協力体制の定期的な見直しと取り締まり対策の適時調整を通じて、共同で社会の安全を維持していく意向を示しました。