マカオのカジノ施設で発生した女性用トイレ内強盗事件

マカオのコタイ地区にある統合型リゾート（IR）のカジノ施設内の女性用トイレで、強盗事件が発生しました。この事件は2月16日に起こり、マカオ司法警察局が2月19日に発表しました。被害者は違法な両替活動に従事していた女性で、約30分後に再度取引を行うために同じ相手とトイレで会った際、相手に首を絞められて約100万円相当の香港ドルとカジノチップを奪われました。この事件で、35歳の中国人女性が逮捕され、強盗の容疑で検察院に送致されました。彼女はカジノでの損失を埋めるために犯行に及んだと認めています。被害者は全身に多数の傷を負いましたが、治療を受けて退院しています。この事件は、マカオのカジノ施設内外で活動する違法両替業者による犯罪が頻発していることを背景にしています。警察はこれらの活動を社会及びカジノの治安悪化の原因と見なし、取り締まりを強化しています。