宮城県高鍋町、オンラインカジノ資金源に親睦会費を横領した技術者を解雇
宮崎県高鍋町は22日、町の建設管理部門の職員が集めた親睦会費を不正に使用したとして、その部門の10代の男性技術者を懲戒解雇の処分にしたことを公表しました。この処分は21日に行われました。
公表によれば、この男性技術者は親睦会費の徴収や管理を担当しており、2023年9月から2024年1月にかけて13回にわたり合計76万9537円を不正に引き出していました。2月に部門の旅行の日に自らが資金を着服したことを白状し、事件が明るみに出ました。後に親族がこの金額を返済しました。
男性技術者は町の調査に対し、引き出した金をオンラインカジノでのスポーツ賭博などに使用したと述べました。町はこの資金が公金ではなかったことから刑事告訴は行わない方針ですが、オンラインカジノに関する捜査機関からの問い合わせがあれば協力する意向を示しています。