オンラインカジノで賭博、借金のため同僚情報提供 神奈川県職員を停職処分
神奈川県は26日、海外のオンラインカジノで賭博を行い、その資金を無登録貸金業者から借りる際に同僚らの個人情報を提供したとして、県の環境農政局に勤務する29歳の男性職員を停職6カ月の懲戒処分とした。この男性職員は、自分が行ったオンラインカジノの違法性を認識していなかったと述べている。また、賭博資金を得るために自身の銀行口座情報および他の11人の電話番号を貸金業者に提供したことが明らかになった。これにより、職場には返済を求める電話が頻繁にかかってきており、業務にも影響が出ていたという。人事課は、このような前例がなかったが、その重大さを鑑みて最も重い停職6カ月の処分を下した。処分を受けた職員は、「信頼を回復するよう努める」とコメントしている。